煉瓦のキャンバス。

画像モンマルトルを歩いているとき、
こんなものを発見しました(^^)

テルトル広場を少し脇に入った場所。煉瓦の壁に描かれた路上アートのひとつ。 ※写真。
レンガのデコボコの上に描くなんて、大変だったのでは・・・(^^;)

パリでは路上アーティストの作品を見かける機会がかなり多いせいか、正直なところばっちり印象に残ることはなかなかありません。

でも、この木の関節模型マネキンのような作風は既視感もあって思わず立ち止まって眺めてしまいました。

なんで見たことあるのかな?と思いつつ後から調べてみたところ、
この関節マネキンタイプのアートは80年代のパリでよく見られたものなのだとか。
作者はジェローム・メスナジェー。
路上アーティストとして一時期大変な有名人になったそうで
その後も彼に追随しようと(?)偽物が大量に街に描かれたようです。


壁画系の路上アートは、大概は無許可でその辺りの壁に描いていくため
作品の製作過程を見かけることはまずありません。
つまり、本物か偽物なのかなかなか判断がつかない(^^;)

今回写したこの写真は、横に書かれたサイン(らしきもの)が
どうみてもジェローム・メスナジェーとは読めないので、多分ニセモノ・・・かな。

本物じゃないと思うとちょっと残念な気はするけれど、
モンマルトルという芸術家の街の、
画家達が集まるテルトル広場の側で、
ひたすらキャンバスへ向かう姿をとらえたアート。

じっと見つめているうちに、なんだか
現実世界の画家達に負けじと筆を振るっているように見えてくるから不思議。
マネキンのような姿でありながら、ちゃんと魂があるように思えて
ちょっと素敵だな、と思ったのでした(^^*)
夜中にこっそり動いて翌日には違うポーズになってそうだなぁ、とか考えてしまう(笑)


パリ市の清掃局はかなりまじめにお仕事をしているので、
手に届く範囲に書かれた落書きやアートはこまめに消されているようです。
建物4階あたりの壁に描かれたものだと比較的無事なことが多いけれど、
大抵はいつか消されてしまう悲しい運命。

“次回訪れるときに、この壁画が残っているかわからない。”

そんな 一期一会になるかもしれない という印象がある路上アートで
心惹かれる作品に出会えた時は、ちょっぴり感動ものかも!(^^)

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